Be-h@us との出会

Beハウスを勧められたのは、自分の手で家を作りたいが設計はお願いしたいとN設計室の永田さんにお話した時でした。
以前よりOMソーラーには興味を持っていましたし、中でも Volks-A の合理性には引かれていましたので即座にお勧めに従いました。
秋山さん、菅波さんがその頃Beハウスを始められたばかりでしたので、Beハウス1号機か? 試作品か? と思いましたが、こちらがもたもたしている内にどんどん実績が出来て、結局は9号になったようです。

Be-h@us を使ってみて

日頃の忙しさを言い訳に勉強もろくにせずにスタートしてしまいましたが、実際に組み立ててみて、迫力ある実物大のプラモデル、最高の大人のおもちゃ(?)といった感じでした。
建築の素人としては臨時の筋交いも要らず、下げ振りを
見る必要もないのはただ単に「良く出来たシステムだな。そんなものか。」と受けとめましたが。  大工である藤森伊清さんに言わせると、この世にそのようなものがあるのかと夢のような話だったそうです。
アイランドプロファイルの社員で自社製の窓を取り付けましたが、開口部の直角が正確に出ている為3mmのクリアランスをとった窓はすっぽり納まり、「窓の取り付けってこんなに簡単なの!」との印象。

立石工務店のプロの方のお手伝いも頂きながらの建て方でしたから、予定していたよりも早く進んでしまうので、前日勉強したこと以上に進んでしまったのには正直あわてました。    
立石工務店の方々はフォルクスAの経験もなく、初めて見るBeハウスでしたが、理解が早く組み立てはどんどん進みましたし、部品付けを担当したアイランドプロファイルの社員も効率良く、予想以上のスピードで進みました。
当初予定していた3日間は掛かりそうになく、また部品の不足もあり、3日目に上棟を合わせようと、2日目は人数を減らしました。
基礎のレベルが出ているのであれば、プロなら土台から棟上まで2日間で充分出来るかもしれません。

新南起業の小林さんに作って頂いた基礎・地下の精度は土台のアンカーボルトを絞めない状態で2oの差、これならレベル調整の必要はないのでアンカーを絞めてよいとの菅波さんのお墨付きを得ました。
Beハウス1階のコーナー部分のパネルをはめるのも上下左右を同時に押し込めばすんなり入り、既に直角が出ていることを確認出来ました。  建設のプロの推察でも下げ振りは1mm程度しか差がないのではとのことで、素晴らしいものでした。

とにもかくにも家の形が出来上がりました。
セルフビルドと呼ぶにはあまりにも多くの人にお手伝い頂き、大変なご迷惑をお掛けしての「建て方」工事でした。  これからももっと多くのひとにお世話になりながら完成させていく予定ですので、セルフビルドと言うよりセルフサティスファクションのプロジェクトと呼んだほうが良いかもしれません。